不飽和ポリエステル樹脂とは

弊社で扱っている不飽和ポリエステル樹脂は、熱硬化性樹脂です。
そもそも不飽和ポリエステル樹脂とは

不飽和ポリエステル樹脂は、二塩基酸とエチレングリコールを主原料とし、スチレンなどの架橋性モノマーに溶解した熱硬化性樹脂です。硬化剤（有機過酸化物）によるラジカル反応で三次元網目構造を形成し、硬化後は高い機械的強度や耐熱性、耐薬品性を発揮します。

熱硬化性樹脂としての特徴
・耐熱性・耐水性・耐薬品性
不飽和ポリエステル樹脂は130～150℃の耐熱性を持ち、耐水性や耐薬品性にも優れています。特に酸に強く、アルカリにはやや弱い傾向があります。

・電気絶縁性
電気絶縁性にも優れ、電気部品や電子材料にも多用されています。

不飽和ポリエステル樹脂は、このような特性を活かし、多様な分野で活躍しています。さらに今後も幅広い用途での需要が期待されています